オハナ アウトドアクラブについて

当クラブでは、県内の山から全国の山を案内しています。
自然を愛し、自然を理解し、お客様と感動を共有することをモットーに、山登りの素晴らしさをお伝えできればと思います。
特に紀南方面の山でガイドが必要な方はご連絡下さい。
和歌山県内の山、特に大塔山系・果無山系・熊野古道(小辺路、中辺路、大辺路)と大峰奥駈道(吉野~本宮)

奥駈道・行者還トンネル西口~弥山・八経~楊子の宿避難小屋~釈迦ヶ岳~前鬼縦走 報告

 ・10/10日:行者還トンネル西口を11:05出発、3ピッチにて12:24分奥駈道出合に着く、天気も良く順調に弁天の森を過ぎ、聖宝の宿跡には13:29分に通過。何事もなく14:56分弥山小屋に着き、荷物を置き少し休憩した後、弥山神社にお参りする。5:00の夕食を済ませ消灯時間までを食堂でたわいもない話に酒が進む。外に出ると満天の星空を確認し、明日からの縦走に備え8:00には床に着く。

▲聖宝宿跡 理源大師像 (第55靡)

▲八経ヶ岳(第51靡)

・10/11日:4:00前に起床、食堂でお弁当を食べ6:00出発。八経ヶ岳への登りではご来光を見た帰りの先達さんから「ようお参!」と声をかけてくれる。6:27分には山頂に着き、360度の景色を眺め、今日の目的地となる楊子の森を確認する。明星ヶ岳の山頂付近から北西側の雲海に見とれる。険しい尾根道の鎖場とアルミのハシゴを降り、8:35分五鈷嶺に着き小休止する。振り返ると巨岩の山が屹立つ。標高1500mを超す頂が連なり、尾根筋にはダケカンバやトウヒの森が広がる。この付近から大普賢や山上ヶ岳が良く見え秋晴れに感謝する。船の多和を通り、楊子の森まで来ると今日の目的地が近いので一安心する。笹原の山頂からは今歩いて来た縦走路がはっきりと見え、頑張った仲間の顔を確認する。楊子の宿避難小屋手前の尾根から、七面山に聳える一枚岩を何度も振り返り見とれる。避難小屋には11:26分に着き、本日の行動は終了。午後からは休憩タイムとなる。山小屋の1階は我々7人が使わせてもらい、3時以降に来た男性2人は2階へ、小屋の裏手にテント1張り。夕暮れとともに食事を済ませ7:00過ぎには消灯する。この日も寒くなくソックスを脱ぎ寝袋のファスナーを胸まで開けて寝る。        

▲弥山(第54靡)
                 



▲船の多和(第46靡)
 
▲七面山


・10/12日:3:30頃にはゴソゴソと周りの者が起き始め、仕方なく4:00前には起き上がる。5:53分出発、仏生ヶ岳への登りを淡々とこなし尾根の上部に出る。この辺りは自然林が残りトウヒやウラジロモミに朝日が差し綺麗だ。奥駈道は山頂を外れ西側斜面を歩き山頂に行くことはない。振り返ると八経ヶ岳の右側に弥山小屋の屋根が見える。何度か休憩をしたあと9:04分に椽の鼻に着く。お粗末ながら般若心経をあげ、険しい行場の細尾根を慎重に歩く。急勾配の笹道では笹が道一杯に茂り、足元が見え辛く歩き辛い。最後の急登を登り11:00には釈迦ヶ岳に着く。秋晴れで見渡す限り何処を見てもヒダのように折り重なる山を貫いて奥駈道が吉野から熊野に伸びる。この道を役行者や山伏・修験者はどんな思いで歩いたのだろうか? 3連休の秋晴れの中、大勢の登山者で賑わってるはずの山頂には3人の登山者しかなく、少し拍子抜けする。力水で仕切り直し12:17分には深仙宿に着く。両童子石を過ぎ崩落した沢を3度渡り、853ある木段に助けられ15:20分小仲坊に着く。車止めまでのアスファルト道を約20分歩き3日間の縦走が無事終わりました。3日間これ程の晴天の奥駈は25年以上通ってても初めてで、何か何時もと違う雰囲気に嬉しいやら熱いやらで、無事怪我もなく縦走が終わりました。
▲楊子の避難小屋(第44靡)

                                                                     ▲朝日を受ける楊子の森


            
 
▲孔雀覗手前にて(バックは釈迦ヶ岳)

▲椽の鼻「蔵王権現」
               
               
              ▲笹が茂り道をおおう
      
               ▲深仙宿(第38靡)
              
              ▲太古の辻の看板

              ▲両童子岩

 今回、メンバーの黒崎義子さんが奥駈道を成満(完走)されました。お疲れ様でした。本当におめでとうございます。