オハナ アウトドアクラブについて

当クラブでは、県内の山から全国の山を案内しています。
自然を愛し、自然を理解し、お客様と感動を共有することをモットーに、山登りの素晴らしさをお伝えできればと思います。
特に紀南方面の山でガイドが必要な方はご連絡下さい。
和歌山県内の山、特に大塔山系・果無山系・熊野古道(小辺路、中辺路、大辺路)と大峰奥駈道(吉野~本宮)

奥駈道、玉置山~五大尊岳~吹越宿~七越峰~本宮大社山行の案内(2026年11月8日)

 ●奥駈道、玉置山~五大尊岳~吹越宿~七越峰~本宮大社山行の案内(中級・上)

 大峯奥駈道第10靡の玉置山(1076m)は、修験道では無漏むろ岳だけと呼ばれ、山伏が訪れる貴重な修験の霊場地です。総延長約110㌔ある峰中で寺社殿と宿坊が残る靡は山上ヶ岳と玉置山だけで、玉置山境内は長く斧を入れることが禁止されていたため、温暖多雨な気候にも恵まれ貴重な杉が保護され、天然記念物に指定された樹齢800年以上といわれる神代じんだい杉すぎ・常とこ立たち杉すぎ・磐余いわれ杉すぎなどの巨木に囲まれた本殿・社務所・宝庫・絵馬堂など諸社殿が立ち並んでます。(現在改修中) 中でも社務所・台所・宿坊の建物が旧高牟婁院で国の重要文化財となってます。また書院造りで、部屋を仕切る襖の杉板は60数枚あり、狩野派の絵師が長期滞在し描いたとされている。これだけの一枚板を作るには樹齢600年前後の杉の巨木が必要だったと言われます。今回歩く距離は約21㎞(標高差900m)あり10時間程かかります。途中、標高は低いが険しくそそり立つ五大尊岳(825m)があり、山頂には不動明王が祀られ六道の辻への下り坂は急峻なので気をつけたい。また山在峠には宝篋印塔(ほうきょういんとう)もあり見どころ満載です。今回サポートカーも着きますので是非この機会にご参加ください。よろしくお願いします。

■日時   2026年11月8日(日)4:00 ~ 18:00解散予定   <雨天決行>                                                         ■行先   奈良県十津川村玉置山~田辺市本宮大社まで(約21㎞)                    ■日程   ・オハナ 4:00出発⇒本宮⇒玉置山駐車場6:00着~本宮辻~水呑宿(第9靡)~大森山~篠尾辻(岸の宿     第8靡)~五大尊岳(第7靡)~六道の辻(金剛多和第6靡)~大黒天神岳(第5靡)~山在峠~吹越山(第4靡)~七越峰~大斎原~熊野本宮大社16:00着⇒本宮→オハナ18:00着予定

■費用   20,000円(レンタカー、送迎、ガソリン、ガイド、保険料を含む)                     ■持物   昼食、飲料水、行動食、雨具、ヘッドランプ、FAキット他、登山に必要な装備を持参。           ■備考   ❶当日の緊急連絡は、090-3034-6230(愛須)までお願いします。 ➋ 不明な点がありましたら、気軽に何なりと聞いて下さい。                                                ■申込   申込は「オハナ アウトドアクラブ」Googleフォームからお願いします。参加費については、10/28日までに銀行振込または直接スポーツショップオハナまで持参してください。よろしくお願いします。




ohana outdoor club インフォメーション(9/29)

 ● オハナ アウトドアクラブ インフォメーション(10月~11月)


・10月18日:ノルディックウォーキング教室 8:00~9:30 新庄総合公園

・10月25日:熊野古道・小雲取超え 12㎞(初級・上)

・11月8日:玉置山~本宮大社 21㎞(中級)  

・11月中頃~12月上旬に、「黒崎義子さん奥駈道成満祝い」と「前川さん百名山完登祝い」を兼ねて忘年会を計画しています。決まり次第アップしますので、よろしくお願いします。


※2027年3月21日(日):和歌山県民オリエンテーリング大会 予定

                  

■10月の定休日     18、24、25、28、31、                                                                         ■11月の定休日  11/1、3、7、8、11、14、15、21、22、23、24、25、28、29、

■営業時間  10:00~17:00   

■定休  土曜・日曜・祝日、第2・第4水曜

               ▲10/12日:奥駈道縦走、釈迦ヶ岳にて
       

奥駈道・行者還トンネル西口~弥山・八経~楊子の宿避難小屋~釈迦ヶ岳~前鬼縦走 報告

 ・10/10日:行者還トンネル西口を11:05出発、3ピッチにて12:24分奥駈道出合に着く、天気も良く順調に弁天の森を過ぎ、聖宝の宿跡には13:29分に通過。何事もなく14:56分弥山小屋に着き、荷物を置き少し休憩した後、弥山神社にお参りする。5:00の夕食を済ませ消灯時間までを食堂でたわいもない話に酒が進む。外に出ると満天の星空を確認し、明日からの縦走に備え8:00には床に着く。

▲聖宝宿跡 理源大師像 (第55靡)


▲八経ヶ岳(第51靡)

・10/11日:4:00前に起床、食堂でお弁当を食べ6:00出発。八経ヶ岳への登りではご来光を見た帰りの先達さんから「ようお参!」と声をかけてくれる。6:27分には山頂に着き、360度の景色を眺め、今日の目的地となる楊子の森を確認する。明星ヶ岳の山頂付近から北西側の雲海に見とれる。険しい尾根道の鎖場とアルミのハシゴを降り、8:35分五鈷嶺に着き小休止する。振り返ると巨岩の山が屹立つ。標高1500mを超す頂が連なり、尾根筋にはダケカンバやトウヒの森が広がる。この付近から大普賢や山上ヶ岳が良く見え秋晴れに感謝する。船の多和を通り、楊子の森まで来ると今日の目的地が近いので一安心する。笹原の山頂からは今歩いて来た縦走路がはっきりと見え、頑張った仲間の顔を確認する。楊子の宿避難小屋手前の尾根から、七面山に聳える一枚岩を何度も振り返り見とれる。避難小屋には11:26分に着き、本日の行動は終了。午後からは休憩タイムとなる。山小屋の1階は我々7人が使わせてもらい、3時以降に来た男性2人は2階へ、小屋の裏手にテント1張り。夕暮れとともに食事を済ませ7:00過ぎには消灯する。この日も寒くなくソックスを脱ぎ寝袋のファスナーを胸まで開けて寝る。        

▲弥山(第54靡)
                 
 ▲大台ヶ原の右に海が光って見える


▲船の多和(第46靡)
 
▲七面山


・10/12日:3:30頃にはゴソゴソと周りの者が起き始め、仕方なく4:00前には起き上がる。5:53分出発、仏生ヶ岳への登りを淡々とこなし尾根の上部に出る。この辺りは自然林が残りトウヒやウラジロモミに朝日が差し綺麗だ。奥駈道は山頂を外れ西側斜面を歩き山頂に行くことはない。振り返ると八経ヶ岳の右側に弥山小屋の屋根が見える。何度か休憩したあと9:04分に椽の鼻に着く。お粗末ながら般若心経をあげ、険しい行場の細尾根を慎重に歩く。急勾配の笹道では笹が道いっぱいに茂り、足元が見えにくく歩き辛い。最後の急登を登り11:00に釈迦ヶ岳に着く。秋晴れで見渡す限り何処を見てもヒダのように折り重なる山を貫いて奥駈道が吉野から熊野に伸びる。この道を役行者や山伏・修験者はどんな想いで歩いたのだろうか? 3連休の秋晴れの中、大勢の登山者で賑わってるはずの山頂には3人の登山者しかなく、少し拍子抜けする。力水で仕切り直し12:17分には深仙宿に着く。両童子石を過ぎ崩落した沢を3度渡り、853段ある木の階段に助けられ15:20分小仲坊に着く。車止めまでのアスファルト道を約20分歩き3日間の縦走が無事終わりました。3日間これ程の晴天の奥駈は25年以上通ってても初めてで、何か何時もと違う雰囲気に嬉しいやら熱いやらで、無事怪我もなく縦走
が終わりました。毎回奥駈道へ来るたびに、何処を歩いても荒々しい峰々が続き、山岳修行の厳しさを実感させられます。歩かせてもらってる事に感謝です。

▲楊子の避難小屋(第44靡)

                                                                     ▲朝日を受ける楊子の森


            
 
▲孔雀覗手前にて(バックは釈迦ヶ岳)

▲椽の鼻「蔵王権現」
               
               
              ▲笹が茂り道をおおう
      
               ▲深仙宿(第38靡)
              
              ▲太古の辻の看板

              ▲両童子岩

 今回、メンバーの黒崎義子さんが奥駈道を成満(完走)されました。おめでとうございます。お疲れ様でした。





熊野古道・小雲取超えハイキングの案内(初級・上)

 ●熊野古道・小雲取超えハイキングの案内

 大雲取超えに引き続き、小雲取超えを歩きます。聖地那智山への小雲取超えは、比較的アップダウンの少なく高低差が415mです。途中、百間ぐらからの眺望は小雲取超え唯一のビューポイントとなりますので、ゆっくり休憩し景色を楽しんでください。また、古道沿いには茶屋跡もあり往時をしのびなかがら尾根歩きを堪能してもらえればと思います。是非この機会でご参加ください。よろしくお願いします。

■日時  2026年10月25日(日)7:00~15:30 解散予定  小雨決行

■行先  田辺市本宮町請川~新宮市小口小和瀬(約12.5㎞、約5時間)

■日程  オハナ7:00出発→市ノ瀬ローソン7:15→本宮請側(公衆トイレ)8:15着、8:30発~    万才峠~百間ぐら~林道交差(WC)~石堂茶屋跡~桜茶屋跡~小和瀬バス亭(公衆トイレ)13:30→R311→市ノ瀬ローソン15:15→オハナ15:30着 解散予定

■道物  昼食、行動食、飲料水、雨具、他登山に必要な物を各自持参

■費用  ¥7,000(バス、ガソリン、運転、ガイド、保険料を含む) 

■締切  先着20名

■申込  携帯またはパソコンから、Googleフォームへ申込してください。参加費については、10/15日までに振り込みまたは持参してください。

■備考  (1).マイクロバスは、出発20分前には来ます。自由席となりますので、譲り合ってお座りください。

               (2).初参加の方は、先にスポーツショップオハナまで連絡してください。TEL0739-26-2378まで、(午前10時~午後5時まで)

                      (3).その他、分からない事がありましたら気軽に聞いてください。


石鎚山登山 報告 (2026年9月26日・27日)

 ●石鎚山登山 報告

<土小屋ルート>

国民宿舎石鎚6:25発~第3ベンチ7:46~公衆トイレ休憩所8:30~(迂回路)~弥山(石鎚神社)9:05-21~公衆トイレ9:44~第3ベンチ10:26~国民宿舎石鎚11:37着 

 9月27日(日)、前日から西日本に秋雨前線が停滞し結構な雨が降り続く、部屋の窓から外を覗くと濃い霧がかかり視界ゼロ。夜には雨音も激しく降る。

 5時起床、心配した雨は殆ど降ってなく6時25分予定通り出発する。土小屋ルートでは緩やかな尾根歩きで高度を上げて行き、第2ベンチ付近では南東側の山々の間に雲海が出て綺麗だ。第3ベンチ手前北側に表参道の石鎚神社中宮成就社の屋根が見え、その右手下には西条市街や瀬戸内海も薄っすらと見える。心配した雨は霧雨程度で雨具を着る程ではない。

 


 8時30分は順調に表参道成就ルートとの交差点の公衆トイレに着く。ここからは修験の鎖場と迂回路に分かれるが、今回は安全を優先し迷いなく迂回路を歩くこと9時05分弥山山頂に着く。奇跡的に霧雨も止み、この天候にしては見晴らしもよく展望を楽しむ。南東に伸びた二の森の尾根が恰好良く登行欲をくすぐる。天気のせいか百名山の山にしては登山が殆どない。トレイルランニング・レース中のランナーが数名ているが記念撮影すると急いで下山していた。石鎚神社にお参りし、天狗岳で記念撮影し我々も時間が来たので下山する。9月末の石鎚山の紅葉は山頂付近が30%程度だったが、それなりに満足する。









 第2べンチ手前に尾根筋で振り返ると石鎚山(南尖峰・天狗岳・弥山)が見え、奥駈道で言う拝み返しかと思いシャッターを切る。天候は徐々に悪化する感じで、徐々に石鎚山にガスがかかり始める。11時37分無事国民宿舎に戻り健闘を喜び合う。



 今回、石鎚山登山は、南海フェリーが2年後に廃止されるニュースで知り、それなら先に行っておこうと思い計画しました。店を午前3時に出て、和歌山港5:30出航のフェリーに乗り、徳島港に7時35分に着き、マイクロバスで約4時間30分で土小屋に到着。登山より移動時間が長いツアーとなりました。(今回、フェリーの出航時間に合わしたスケジュールとなり、少々急ぎの登山となりました) 参加された皆さん、お疲れ様でした。






     

     


鳥海山登山 報告(2026年9月3日~6日)

 ●鳥海山登山

・9/4(金):鳥海高原ライン終点の湯ノ台登山口を14時15分に出発し、滝の小屋には約20分で着き、その日は明日の登山に備える。 

・9/5(土):滝の小屋を4時35分出発し、河原宿を過ぎ心字雪渓のあるとされる1600m付近まで来るが登山道には雪は無く、ところどころに雪渓が残ってだけだ。急登の薊坂では振り返ると、庄内平野や日本海が見え海が近いことが分かる。また、雲海の上にちょこんと月山が見え得した気分になる。伏拝岳には8時に着き順調に歩るく。ここまで来るとガレガレの赤と黒色の火山岩が足元にあり活火山だと改めて思う。外輪山分岐を下りカルデラの下に降り、大きな岩がゴロゴロした山を両手両足を使い怪我しないよう注意しながら歩くこと9時12分、新山山頂に着く。山頂は狭く8名様限定と言ったところで、記念撮影の後に早々に引き上げる。慎重に歩き大物忌(オオモノイミ)神社にお参りする。山頂付近には、象潟(キサカタ)や吹浦(フクラ)からの登山者で賑わい結構な人数だ。トイレを済ませ外輪山分岐に登り一息つくと、雲海より上にある鳥海山が改めて独立峰で大展望が望める人気のある山だと確信する。伏拝岳を左折し薊坂を下り右手下にある雪渓で今回新調したチェーンスパイクを履きテスト走行する。思った通り雪渓歩きは楽ちんで楽しい。近年の地球温暖化のよる雪渓や氷河が融けて山小屋の水確保が難しくなって来たことをニュースで見たのを思い出す。1600m付近では地元の若者達が楽しそうにスキーをしてるのをしばらく見入る。河原宿でトイレをすませ滝の小屋で預かってもらった寝袋を受け取り、湯ノ台登山口に14時5分に無事帰って来る。評判通りの素晴らしい山ですが、和歌山から車で片道1000㎞弱、約16時間かかる山へ、どのようにして行くかが問題です?

 ちなみに今回一緒に歩いた前川郁夫さん、この鳥海山を登り、日本百名山完登となりましたので、この場を借りて報告します。前川さんおめでとうございます。お疲れ様でした。また、機会を見て皆さんでお祝いしたいと思います。








 




           ※写真は浦豊彦さん提供

<滝の小屋> 今回、「滝の小屋」で一泊お世話になりました。特筆すべきことは、親切・綺麗・安いと、今時こんな親切で人情味ある山小屋があったのかと思い、ここに書かせてもらいました。遠い和歌山から16時間もかけて行き、天気と山小屋に恵まれ、鳥海山が良い思い出となり、本当にありがとうございました。