オハナ アウトドアクラブについて

当クラブでは、県内の山から全国の山を案内しています。
自然を愛し、自然を理解し、お客様と感動を共有することをモットーに、山登りの素晴らしさをお伝えできればと思います。
特に紀南方面の山でガイドが必要な方はご連絡下さい。
和歌山県内の山、特に大塔山系・果無山系・熊野古道(小辺路、中辺路、大辺路)と大峰奥駈道(吉野~本宮)

弥山・八経ヶ岳登山 実施レポート(2025年5月24-25日)

・ 5/24(土):行者還トンネル西口10:30~奥駈出合11:55~弁天の森12:22~聖宝ノ宿跡13:05~弥山小屋14:30、[沿面距離:10.4㎞]

 あいにくの雨の中、気合を入れて行者還トンネル西口より出発。小雨だった天候も尾根に乗った辺りからはしっかりと降り始め、視界も殆どなく山小屋を目指しひたすら歩く。登山道では、ぬかるみが出来滑らないよう気をつけながら歩き、午後2時半頃に弥山小屋に着く。少し体も冷えお腹も空いたので遅めの昼食をとり一息付く。夕方からは雨脚が強くなり風も出できたので、山小屋の計らいで、避難小屋を使わせてもらい感謝!感謝です。

・ 5/25(日):弥山小屋7:30~弥山神社~八経ヶ岳8:17~弥山小屋9:00、9:30出発~聖宝ノ宿跡10:34~弁天の森11:07~奥駈出合11:33~行還トンネル西口12:40、[沿面距離:12.5㎞]

 雨は止んだものの昨日同様に霧で視界が悪く残念・・・。コンディションが悪い中、八経ヶ岳へ行き記念撮影を済ませ早々に引き上げる。2年前に来た時よりオオヤマレンゲを保護するネットが2重になっていた。(人間は米が無いと騒いでるが、鹿達も食料を探して必死かと)9時半から下山開始。木段で初転倒するが肘を打った程度で済みセーフ。途中、トンネル西口から登って来る登山者が40人程とすれ違ったように思う。天気が悪いにも関わらず、人気の山が窺える。奥駈道出合からの最後下りでは、樹の根が滑りやすく、いつもより慎重に時間をかけて歩く、また、昨日降った雨が水量を増し、尾根の上の方でもゴー!と言う水音がはっきり聞こえた。今回、山頂からの夕景やご来光が見えなくて残念だったが、新緑の中の苔むした登山道を歩け、オオカメノキ、シロヤシオ、シャクナゲの花が見られた事で満足な2日間でした。皆さんお疲れ様でした。

           ▲行者還トンネル西口・登山口





           ▲奥駈道出合

           ▲聖宝の宿跡(理源大師像)

                                                      ▲弥山小屋

          ▲テントは張りましたが泊りませんでした。

    
         ▲風雨が強く、避難小屋を使わせてもらいました。 
       
   

   
              ▲八経ヶ岳

            ▲シロヤシオ



          ▲オオカメノキ